貧乏は学問である。『貧乏のすすめ』
貧乏は学問である。
国数英理社の次に来るのは貧乏ではないか。
先日、高卒の若手経営者と話していて感じた仮説である。
「そのハングリーさはどこからくるのか。」
「貪欲さはどうやったら持てるのか。」
「なぜ、お金持ちになりたいという強い思いがあるのか。」
すべてに共通する答えが
「家が貧乏だったから」につながった。
この仮説を検証しようと、今まで出会ってきた人・本などを反芻すると
真実に近いことが分かってきた。
世界の偉人伝を見ればわかるように、歴史が証明している。
かくゆう私も同じである。
自分の棚卸しを行えば行うほど、
昔はその現実と向き合うことができないほど、
大嫌いであった家が貧乏であったことにたどり着く。
そのことを母に伝えると、笑いながら応えた。
「貧乏って最高の教育でしょ!!」と。
「本当はお金があったけど、子供たちには最高の教育を与えたくて
貧乏のふりをしていたの。」
本当かどうかは分からないが、底抜けに明るい母を見て、
貧乏であったことに感謝を持てた。
貧乏は学問である。
決して卑屈になることはない。
自分の人生に必要だから今勉強しているだけ。
世界の偉人の共通点はみんな「貧乏」だった。
その横に君の、私の名前が書かれるためにいま「貧乏」を勉強しているのだ。
トモに笑い、トモに歩む。
いまが未來。